fig.1 why hospitals病院の経営の現状(公表されている調査から)
病院の74.6%が医業赤字(2024年度)で、民間病院の13.6%が債務超過です。一方で、倒産した医療機関の97%超は破産で、民事再生による再建は年2件前後にとどまります。裁判所の手続きに入る前に、再建計画を作り、実行する担い手が要ると考えています。
source: 四病院団体協議会「病院経営定期調査」(2025.11) · 帝国データバンク(病院の経営動向、2025.12) · 帝国データバンク(医療機関の倒産動向、2026.01)
fig.2 entering with the bank地域金融機関の、すでに融資している病院から入る(計画)
最初の形は、地域の金融機関がすでに融資している病院で経営の立て直しが必要になったときに、金融機関と組んで入ることです。赤字の継続や資金繰り、医師の退職、後継者の不在といった兆しが見えた段階で金融機関からご相談をいただき、PreMedが現場に入って数字・業務・医療の中身を確かめます。そのうえで金融機関と一緒に経営改善計画を作り、返済条件の見直しや公的な医療融資(独立行政法人福祉医療機構など)と組み合わせます。実行は、事務長・経営企画・財務・システムの役で現場に入って支え、進み具合を毎月の数字で金融機関に報告します。出口は、再建して自立するか、医師への承継です。
金融機関にとっては、取引先の病院を早い段階から一緒に支え、地域の医療を守る選択肢が一つ増えることになります。PreMedは資金を出さず、経営の判断はこれまでどおり医療法人と医師が担います。公的な医療融資には金融機関の支援を受けた経営改善計画を条件とするものがあり、その計画づくりと実行を支えるのが私たちの役割です。計画づくりの費用には、国の経営改善計画策定支援の活用を検討しています。
fig.3 three layers3つの層と、お金と役割の流れ。点線は計画
医療法人には持分がなく、医療法により剰余金の配当もできません。このため、ファンドが医療法人(病院そのもの)に出資することはできません。計画では、お金と役割を3つの層に分けます。①医療法人は金融機関・公的な医療融資から資金を借り、経営は医療法人と医師が担います。②建物・大型機器は不動産の出し手に売って借ります。③周辺の株式会社(本部業務の支援・業務システムなど)は、ファンドとPreMedが共同で持株会社をつくります。ファンドが入るのは②と③です。
fig.4 what it means for each partner金融機関・投資家それぞれにとっての意味(計画)
メインバンクにとっては、取引先の病院の経営改善支援(本業支援)を、計画づくりから現場での実行まで一緒に担う相手ができます。公的な医療融資には、金融機関の支援を受けた経営改善計画を条件とするものがあり、その計画づくりを支えます。不動産の出し手は病院の建物や大型機器を持って病院に貸し、ファンドは周辺の株式会社をPreMedと共同持株会社で持ちます。どの関わり方も、医療法人への出資ではありません。
fig.5 succession承継のときも、同じ3つの層で。点線は計画
承継のときも、同じ3つの層で組み立てます。医療法人の側は社員と理事の交代によって医師が経営を引き継ぎ、周辺の株式会社と建物は、共同持株会社と不動産の出し手がそれぞれ引き受けます(計画)。ファンドが医療法人そのものを取得することはありません。
fig.6 monthly numbers毎月の数字で確かめる。点線は計画
グループのクリニックでは、日報・予約・会計・電子カルテの記録から、日次の経営ダッシュボードと月次レポートを自社の業務システムで作っています。1日あたりの患者数、患者単価、保険と自費の内訳、予約の埋まり率などを毎月そろえ、前月との差とその理由まで書きます。病院でも同じ仕組みを入れ、再建計画の進み具合を金融機関・ファンドと毎月の数字で確かめられるようにする計画です。
track record — clinics
- successions since 2025.01
- 2
- succession → systems running
- ~3 mo
- visits at naminami, since opening
- ×2.6
- changes to our software
- 6,500+
いずれもグループのクリニックでの実績です。2025年1月から医療法人の承継が2件。旗の台では承継から約3か月で予約・問診の仕組みとレセコンが本格稼働しました。目黒のなみなみは、開院直後から来院数(3か月の平均)が約2.6倍。業務システムには2026年3月20日から6,500+件の変更を取り込んでいます。病院での実績は、これからパイロットで積みます。
fig.7 roadmap段階計画。点線は計画
金融機関・ファンドへの打診から始め、実績づくり、1院でのパイロットを経て、共同持株会社とファンドの組成に進む計画です。期間は目安です。
who we'd like to talk to
病院を取引先に持つ地域金融機関、病院の不動産・医療機器に関心のある投資家、医療分野のファンドの方と、まず計画のご説明と意見交換から始めたいと考えています。
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本資料は計画の概要であり、投資の勧誘を目的とするものではありません。内容は変更されることがあります。